3次元で診断出来るCT撮影では、従来のレントゲン写真(2次元)ではわからなかった病変も非常に正確に診断する事が出来ます。

二次元のレントゲン写真では、よくわからなかった病変がCTによってわかった例

(画像をクリックすると拡大されます)

画像 011.jpg

初診時、赤丸の部分に病変の疑いがありました。
通常の根の治療を開始しました。

Imp_20131029_125343.jpg

CTを撮影すると、根の先には非常に大きな病変がある事がわかりました。
(根管治療は終了しています)

Imp_20131029_125425.jpg

側方からの断面を見ると、唇側の骨が消失している事がわかります。

12根尖病巣CT

3D画像でも骨が消失していることがよくわかります。根の中の治療だけではこ の病変を取り除く事は出来ません。

根切10w後.jpg

根の治療の後、病巣を含む根の先端を外科的に切除し経過は良好です。

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